前回のブログでは、自身の失敗談について書きました。
スタッフマネジメントの話ですが
管理職の方や、スタッフマネジメントをされている方で注意が必要なことは
「自身の思い込み」
目の前にいるのは、あなたではないということです。
あなたの思い込みってどこからきていますか?
・あのとき勉強したこと
・あのとき経験したこと
・今の立場になって気が付いた
・若いころにたくさん経験して身についた
・いろいろな方との関わりの中で学んだ などなど
ざっと思いつくことを書きましたが
上に挙げたことについては、一つの共通点があります。
それは、「あなたが経験したこと」ということです。
いま、目の前で悩んでいる人
できれば、あなたの部下、後輩が悩んでいる姿を思い浮かべてください。
あなたの部下(後輩)が悩んでいます。
さぁ、どうしますか?
そうです。話を聞いて、何があったか聞きますよね。
ポイント① 何があったか聞く
当たり前のことか…
例えば、
「新しく入ってきた新人さんがなかなか仕事を積極的にやってくれなくて困っている」
という悩みだったとします。
その時あなたは、どう声をかけますか?
① 「新人なんだから、すぐに積極的にできないよ!」と元気づける
② 「困ったね。それはわかるわかる。人に教えるって難しいよね。」と同調する。
③ 「なかなか積極的にできないんだね。それを見て何か感じることはある?」と改めて質問する。
別に、正解はありません。
ぼくなら断然「③」ですけどね。
①と②は、自分の価値観を押し付けてるだけだし、それで話が終わっちゃいますから。
何が大事か。
悩みがあったら、その人は何を感じているのか、どういう感情なのかを聞くこと。
これで、悩みを抱える人が、過去の経験を振り返るきっかけとなり、考えを整理できます。
「それを見て何か感じることある?」って聞いて
「すごく、じれったくてだんだんイライラしてきます。」
ってきたらこっちのもんです。
「イライラするってどういうこと?」
話をしていると、人は、感情を言葉で表現します。
ここを拾うということ。この繰り替えしですかね。
連携ゼミナールでは、労務管理・職場環境改善コースという講座を開講しています。
この中で、今後はこんな勉強もしていきます。
ご興味のある方は、もしよければどーぞ!
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