「もやもや」しちゃうケアマネジャーの話

キャリアコンサルティング

先日、ケアマネジャーさんとお話していた時のこと

◎ 医療的課題、生活課題が複雑に絡んだケース
◎ 行政機関、医療機関、地域包括支援センターと密に連携
◎ とっても時間をかけて支援した

この利用者様が、先日お亡くなりになったということ

支援が終了したので
連携して支援してくださった関係者の皆様とは、このケースを振り返り
十分に支援できなかった課題など今後のケースに活かしていこうという話になった。

本当にざっくりとした説明で申し訳ないのですが
このケアマネジャーさんは、
「この支援が十分でなかったと感じている」
「出てきた課題を次に活かす!という抽象的な結論に納得していなかった」
「自分自身の利用者との関わり方のスキルが不足していると感じた」

という印象がありました。

ここで注目して聞いてみたことは
「支援が十分でなかったと感じたのはどうしてか?」
「どのような点でスキルが不足していると感じたか?」

という2点です。
たぶん、スキルが不足していたから、支援が十分できなかったと感じているのだと想定したので…

このケアマネジャーの答え
「ちゃんと利用者さんの話を聞いていて、言葉だけじゃない思いをくみとれることが重要だと思った。でもそれが十分できなかったように感じている。」

「言葉だけじゃない思いをくみとれることが重要」

これは、教科書とかに大事だよっていっぱい載ってますよね
「表情が大事」とか「身振り」が大事とか…

だけど、ケアマネジャーは相談援助のプロ
そうであるならば
”利用者さんの気持ちを言葉にしていただけるように感情に働きかけること”

会話のやりとりの中でこれができないといけないと思います。
難しいですけどね。
だけど、介護とか医療の現場とか研修とかセミナーとかでこれを学べる機会ってあまりないように感じます。

これ学ばないとずっと同じ課題の繰り返しになりますよ。
いくら事例検討したって同じことです。
だって、利用者さん一人ひとり個別なんだもの。

だから、学びの場を提供しています。
今回のような事例を踏まえて進めていければと思っています。
よければご活用ください。
「連携ゼミナール-労務管理・職場環境改善コース」でどーぞ!

木下は、10月から担当しまぁーす!

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