ダイバーシティマネジメント

キャリアコンサルティング

以前(10年位前)までは、
介護事業所などで、職員さんにキャリアアンカーを聞くと

◎ 人の役に立ちたい
◎ 介護が必要な方が、楽しく過ごせるように働きたい
◎ お年寄りの笑顔がみたい

と話される方が多くいらっしゃいました。いわゆる「奉仕・社会貢献」

もちろん、今もこのように回答される方は多いです。

いま、事業所内研修などで
介護職員にキャリアアンカーを聞くと

◎ 自身の家庭生活の足しになるように
◎ プライベートの充実のため

など、「生活様式」を大切にされる方が増えました。

介護の仕事は、対人援助の仕事なので、ある程度の仕事は計画的にできるかもしれませんが
利用者の気持ちや考えに寄り添いながら進めていくこと
場合によっては精神的なサポートが必要なので、予定通りに仕事が進まないことがあるかもしれません。

「残業は当たり前」「1つの会社で勤め上げるのが良い」
といった考え方から、

「ワークライフバランスの重視」「スキルアップのための転職」「仕事と子育ての両立」
へと、労働意識が変化する中、その対応が難しい側面があるのも事実ですよね。

マネジャーなど管理職は、
いかに労働者の話を聞いて、価値観をベースとした仕事への向き合い方などを理解した上で
そこをいかに的確に組織運営に当てはめていくかという、高度なマネジメントが必要となります。

働く職員の「価値観」や「生活背景」などはその職員としっかり向き合わないとわかりません。
それを理解している方が運営している組織は圧倒的に離職が少ないですよね。

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